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include/excludeファイル

クライアントのdsm.sysで指定される(inclexcl項目)ファイルに包含・除外ファイルを指定する。

includeオプション

バックアップファイルに含めるファイルを指定します。また、デフォルト以外の管理クラスを利用する場合は、includeオプションにて指定します。(管理クラスが指定されない場合はデフォルトの管理クラスが使用されます)

include バックアップ対象 管理クラス名

例:

include /home/proj/text/* textfiles

excludeオプション

バックアップから除外したいファイルを指定します。

exclude バックアップ除外対象

例:

exclude /unix/

暗号化オプション

TSMサーバー上のバックアップデータを暗号化する場合は、次の3つをオプションファイルに指定する必要があります。

  • 暗号化タイプの指定
    使用する暗号方式は「ENCRYPTIONType」で指定します。DefaultはAES128でDES56も選択できる。
    ENCRYPTIONType AES128
  • 暗号キーの保管指定
    暗号化に使用するパスフレーズの扱いはENCRYPTKeyで指定します。
    • ENCRYPTKey save
      クライアントにパスフレーズが保管されます。初回とクライアントに保管されているパスフレーズが一致しない場合はプロンプトが表示されパスフレーズの入力が促されます。
    • ENCRYPTKey prompt
      毎回、パスフレーズの入力を促すプロンプトが表示され手動でパスフレーズの入力が必要となります。
  • 暗号化するバックアップ対象の指定
    暗号化の対象とするバックアップファイルは「include.encrypt」にて指定します。include.encryptで指定されていないファイルは暗号化されません。
    include.encrypt /confidential/*

圧縮オプション

テープ装置等のHardware圧縮機能ではなく、TSMクライアント側でバックアップするオブジェクトを圧縮する場合は次の2つを指定します。

  • 圧縮の利用設定
    バックアップするオブジェクトをクライアント側で圧縮するにはオプションファイルのcompressionオプションでyesと指定するか、TSMクライアント起動時に-compressionオプションをつけます。
    compression yes
  • 圧縮するバックアップ対象の指定
    圧縮の対象とするバックアップファイルは「include.compression」にて指定します。
    include.compression /compress/*

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