ソフトウェア | Tivoli Storage Manager Version 5.5 |
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OS(作業日) | Windows Vista SP1 |
導入領域 | C:\Program Files\Tivoli\TSM |
消費ディスク容量 | 約60MB(プログラム領域のみ) |
マシン | PC/AT |
クライアントモジュールのインストール †
インストーラの指示に従い導入を行う。
クライアント設定ウィザード †
- クライアント設定ウィザードの開始
インストール直後にGUIを起動すると設定ウィザードが開始される。
- 設定ファイルの選択
すでに設定ファイルを用意している場合は、「既存のオプションファイル」を選択する。今回は新規登録であるため、「新規」を選択。
- ノード名の指定
TSMサーバに登録した、自身のノード名を入力する。(必ずしもホスト名と一致させる必要はない)
- 通信方式の選択
クライアントとサーバが同居している場合や、サーバとの通信方式を選択する。ネットワークバックアップを行う場合はTCP/IPもしくはTCP/IP v6でよい。
- TSMサーバの指定
TSMサーバのIPアドレスと使用するポート番号を指定する。
- 除外するディレクトリおよびファイル拡張子の指定
全体として除外するディレクトリ名と拡張子を指定する。(デフォルトのままで問題ない)
- バックアップ対象の指定
デフォルトのままで問題ない
- 終了
コンピュータ名変更時の対応 †
コンピュータ名が変更されるとTSM Server上のfilespace名が変更となる。引き続きバックアップを利用するにはfilespace名を変更する必要がある。
ex. コンピュータ名をold-cからnew-pcに変更した場合。
tsm: SERVER1>rename filespace TEST01 \\old-pc\d$ \\new-pc\d$ NAMEType=UNIcode 続行しますか? (はい (Y)/いいえ (N)) y ANR0822I RENAME FILESPACE: Filespace \\old-pc\d$ (fsId=2) successfully renamed to \\new-pc\d$ for node TEST01.
バックアップ自動化スクリプト †
Power Shellによるスクリプト。Windowsのタスクスケジューラに登録して使用する。
$date = Get-Date -Format "yyyyMMdd_HHmmss" $filelist = Get-ChildItem C:\opt\log &"C:\Program Files\Tivoli\TSM\baclient\dsmc.exe" incremental -subdir=yes "E:\ F:\" | Out-File -FilePath C:\opt\log\dsmc.${date}.log foreach($filename in $filelist) { $y = ((Get-Date) - $filename.CreationTime).Days if ($y -gt 90 -and $filename.PsISContainer -ne $True) { $filename.Delete() } }
Windows Server 2012R2のタスクスケジューラ登録例
プログラム/スクリプト(p) | %SystemRoot?\%\System32\WindowsPowerShell?\v1.0\powershell.exe |
引数の追加 | -Command ".\dsm_sch.ps1" |
開始 | C:\Program Files\Tivoli\TSM\baclient |
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