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石巻・亘理ボランティア活動 (5月23日-27日) †
北穂高 (5月14日-16日) †
定例化してきている5月連休の北穂高。今年はいつもとは違い、雪降りや冷え込みがあり、さらも踏み跡もほとんど無い状況で難易度がアップしていた。気をつけていたはずなのだが、北穂沢の下りで足を踏み外し滑落事故を起こしてしまった。幸いケガは擦り傷程度ですんだが、一歩間違えば大惨事につながる事故である。
今年の涸沢は雪崩が多く5月連休前半は入山規制をしていたようで、涸沢ヒュッテの売店も雪崩で壊れていた。何か今年はいつもとは違う感じであった。
- 1日目 5月14日 曇りのち雪 http://asagiri.dyndns.biz/gps/kitaho201105.01.htm
上高地では薄日が差す天気であったが、横尾のあたりから雪がちらついてきた。本谷橋付近から本降りの雪となった。先週の豪雨の影響か明神-徳沢間は通行不能で荷上げ道路に迂回した。明神では横尾の主人と久しぶりに再会した。軽い西高東低の冬型の気圧配置。そのため雪降りになったと思われるが、天気予報ではこの3日間は晴れのはずだった...。私ももう少し高気圧が張り出すと思っていた。上高地 明神 横尾 本谷橋 涸沢 0830 0920 明神-徳沢は右岸荷上げ道路に迂回 0920 1135 1255 1455 本谷橋は設置作業中 - 2日目 5月15日 晴れ http://asagiri.dyndns.biz/gps/kitaho201105.02.htm
夜中は吹雪状態でヒュッテに宿泊したが熟睡はできなかった。テント組もこの寒さの装備はしていないらしく、小屋泊まりに予定変更した方もいらっしゃった。
朝は涸沢で氷点下3度程度まで冷え込み雪はよく締まっている。先行している登山者は3名ほど確認できた、途中で追い越すことになるのだが、踏み跡がなく雪が締まっているため一歩進むのに3回ほどアイゼンを蹴り込まないと安定しない。途中の下山者とすれ違ったが、安定性が確保できないため後ろ向きで下山していた。途中、南陵の夏道へ寄り道して涸沢岳と奥穂高を堪能した。私の一番好きな場所の一つである。
夕方には殺生ふゅってから槍、南岳を経由してきた登山者が。明日は涸沢岳経由で穂高小屋から涸沢に下るそうだ。夏でも危険なルートにも関わらず、この残雪期に歩くことができるスキルに驚いた。夕方にはガスが湧いてきた。天気図をみると低気圧が比較的、南によっている。よくこれで天気が一日持ったものだと思う。涸沢 北穂高小屋 0650 1110 途中、南陵へ寄り道 - 3日目 5月16日 晴れのち曇り http://asagiri.dyndns.biz/gps/kitaho201105.03.htm
気温は確認していないが、間違いなく氷点下。雪はよく締まっている。北穂沢を下り始めてすぐに現れる一番急な斜面。若干、腰が引けてアイゼンが浅く入ったこともありスベリ落ちた。制動行動に入ったが、ピッケルが手から離れてしまいカメラで制動をかけた。GPSデータでは最高時速が20km/h強, 滑落距離は100mほどでした。目撃された方に大変心配していただいたが、幸いケガもなく自力で下山した。※GPSデータは本谷橋手前から徳沢まで取得できていません。気圧の谷に入ったこともあり、北穂高山頂ではガスがかかっている状態。涸沢から横尾にかけては快晴であったが、徳沢を歩く頃には空は曇り空。北穂高 - 涸沢 本谷橋 横尾 徳沢 上高地 0715 0740 0750 0825 0840 0935 1030 1120 1147 1330 徳沢-明神は仮復旧
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