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- 14 (2009-06-21 (日) 22:03:27)
- 15 (2010-06-14 (月) 21:58:22)
BIND9のインストール †
SOAレコードの考察 †
項目 | 内容 | RFC1537推奨値 |
default TTL | キャッシュ有効時間 | |
serial | ゾーンのシリアル番号 | |
refresh | スレーブサーバがゾーンデータの最新性をチェックする間隔 | 24時間 |
retry | スレーブサーバがマスターサーバにアクセスできなかった場合、再アクセスを試みるまでの時間 | 2時間 |
expiry | スレーブサーバがこの時間分マスターサーバにアクセスできないとゾーンデータを無効化する | 30日 |
negative TTL | ヒットしない情報のキャッシュ有効時間 | 4日 |
トランザクション署名(TSIG) †
- 鍵の作成方法
/usr/local/bind-jail/sbin/dnssec-keygen -a HMAC-MD5 -b 128 -n HOST abc.test.jp.
これによりカレントディレクトリにKabc.test.jp.+157+20385.privateというファイルとオプション サンプル a 鍵のアルゴリズム HAMC-MD5 b 鍵の長さ 128bit n 鍵のタイプ HOST 鍵の名前 abc.test.jp
Kabc.test.jp.+157+20385.keyという2つのファイルが生成される。
- 鍵の登録方法
named.confに下記のエントリーを追加する。xxxxxxは鍵の生成によって出力されたBASE64でエンコードされた内容を指定する。key abc.test.jp. { algorithm "hmac-md5"; secret "xxxxxxxxxxxxxxx"; };
- 鍵の命名方法
Dynamic DNS †
- 動的更新を行うゾーンの登録
動的更新はデフォルトのACLで許可されていないためupdate-policyかallow-updateを用いてACLを追加する。zone "test.jp" in { type master; file "master/test.jp.zone"; allow-query { trusted; }; allow-transfer { trusted; }; update-policy { grant abc.test.jp. self abc.test.jp. CNAME; }; };
- ACLの登録方法
- レコードのupdate方法
実際にゾーンの内容を更新するにはnsupdateコマンドを利用する。TSIGを利用する場合は、-kオプションでTSIGの鍵の生成で出力された鍵の名前を指定する。/usr/local/bind-jail/bin/nsupdate -k Kabc.test.jp.+157+20385.private
カレントディレクトリに対応する鍵ファイルが存在しない場合は、下記のように指定する。/usr/local/bind-jail/bin/nsupdate -k /var:Kabc.test.jp.+157+20385.private
nsupdateを起動するとプロンプトが「>」となりupdateするためのコマンドを入力する。abc.test.jp.というCNAMEレコードを更新する一例を下記に示す。> server 127.0.0.1 > prereq yxrrset abc.test.jp. CNAME > update delete abc.test.jp. CNAME > update add abc.test.jp. 300 IN CNAME host2.test.jp. > send
また、これらのコマンドの内容が記述されたテキストファイルを作成し、nsupdateのオプションに指定することで実行することが可能である。(temp.lstというファイルに記述した場合)$ /usr/local/bind-jail/bin/nsupdate -k /var:Kabc.test.jp.+157+20385.private temp.lst
ゾーンの変更通知(DNS NOTIFY) †
ゾーンを変更した際に、スレーブサーバに変更を通知する機能である。通常、notifyをonにすると該当ゾーンのNSレコードに登録されているすべてのDNSサーバに通知が送信される。
- すべてのゾーンに対して通知機能を無効にする場合
optionsに登録されているnofityの挙動よりも、各ゾーンに登録されているnotifyが優先される。options { notify no };
- 特定のゾーンに対して通知機能を有効にする場合(マスターサーバ)
notifyをonにした場合、NSレコードに登録されてるすべてのDNSに通知が通知されてしまうため、特定のサーバに限定する場合はnotifyをexplicitと指定し、also-notifyに通知するサーバを指定する。zone "test.jp" { type master; file "test.jp.zone"; notify explicit; also-notify { 192.168.1.1; }; };
- 通知を受け入れる設定
notifyの通知を受け入れるかはマスターサーバに登録されているDNSサーバであるかどうかを元に行われる。マスターサーバ以外からのNotify受け入れはallow-notifyで指定する。
[1] http://www.isc.org/sw/bind/
[2] http://www.atmarkit.co.jp/flinux/index/indexfiles/bind9index.html
[3] http://www5d.biglobe.ne.jp/%7Estssk/rfc2136j.html
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